今日は、天気予報通り寒かったですね。風のあたる顔が痛かったです。
寒くなると、肩こりや腰痛、関節痛などを訴える人が増えてきます。私もなんだか肩がこったような気が…
まず原因の1つは血行不良です。寒さを感じると、体温を逃がさないようにと手足や体表などの血管が収縮します。すると、周辺の筋肉が血液不足(酸素不足)になって硬くなります。また、筋肉や腱などは温度の変化により硬さが変化するという性質をもっています。寒い時に筋肉や腱は硬くなり、伸びたり縮んだりするときに力がかかって、痛みの原因となります。
さらに、寒さで痛覚や触覚は過敏になります。手足の神経は筋肉と筋肉の間を通っているので、筋肉が硬くなると圧迫されて、痛みやしびれなどを感じやすくなることが考えられます。
あと、冬によく働く臓器があります。その臓器とは「腎臓」です。腎臓は冷えに弱いようで腰痛や生理痛にも関係します。
東洋医学で「腎」とは、腎臓だけでなく「生殖器」「内分泌系」「自律神経系」を含みます
まぶたが浮腫む、目の下にクマができる。口の周りのニキビ吹き出物、抜け毛が増える。などがあったら腎臓や関連臓器が弱っているかも…
「腎」は冷えを嫌うので、まずは、ビール・甘い食べ物やジュース・果物などを避け、クルミや黒豆、ゴマ、あずきなどを積極的に食べるといいみたいですよ。簡単な食べ方としては、お米と一緒に小豆やゴマを入れて炊くことがおすすめのようです。
いかがですか?冬こそ「腎」を強化して、寒い季節を乗り切りましょう!
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